資金計画をしっかり立てる

無難な船出のためにはしっかりとした準備が必要です。まずは「資金計画」開業するにあたって必要なお金ってどれくらい必要なの?というとても重要な準備が出来ていないことがとても多いです。不動産取得費(賃貸も含む)、内外装費、設備費、運転資金等が開業に必要になってきます。

特に内外装費と設備費は開業資金の大部分を占めます。スケルトンの状態で内装をしたらいくらかかるのか?設備はどれくらいかかるのか?なかなか難しい問題です。

もし、わからなかったらすでにお店を営業しているお店のオーナーに聞くのが早いです。常連のレストランのオーナーに聞いて当りをつけるのも一つです。ネットで検索しても出てきます。

では、運転資金は?運転資金とは開業してから約半年分の生活費です。当然、開業からたくさんのお客様に来ていただくのは至難の業なので当初の生活費は確保します。1か月に20万円必要なら120万円は運転資金として残しておくと安心です。

ただ、ほとんどの場合運転資金として残しておいたお金は追加工事や予期せぬ出費で消えてしまいます。なので、開業当初から自転車操業になるケースが多いのです。

工務店との打ち合わせは密にし、追加工事ははっきりと認識するようにして計画的に資金を使うようにしましょう。

次は「資金調達」です。これも資金計画に入りますが、予算が出ればその資金をどこから調達するのか?ここの準備が出来ていないケースが多いです。

日本政策金融公庫が貸してくれるでしょう?と安易に考えがちですがそうでもありません。ちゃんとした事業計画返済計画がないと融資してくれません。どこの銀行もそうですが、融資は人にします。融資の判断は面接で決まります。

オーナー自身が熱い気持ちで本気で事業に取り組んで自信があれば融資してくれる可能性は高いですがそうでないと出ません。しっかりとした計画を立てることが肝要です。

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