田舎ビジネスの検証②

次に検証するのが

2.固定費を下げることによって月間売り上げはいくらで生活できるのか?

飲食店の損益計算書の内訳は、およそ原価率30%、人件費30%、家賃10%、その他光熱費等20%利益は10%ほど。でも実際はこれほど利益は取れないのが現状である。

では、飲食店は儲からないのか?飲食店ではFLコスト(フードと人件費)が大きな割合を占めています。FLコストは60%以内に収めましょうとよく言われますが、これは飲食店の業種にもよります。

居酒屋のようなお酒をたくさん飲んでもらう業種は原価率は下がります。あと人件費も人をたくさん使ったり高給取りを雇用すると人件費は上がります。

なので、バランスが必要です。でもそのバランスが難しくて皆さん苦労されていると思います。特に人件費は年々上がっていきますので頭の痛い問題です。

要するにこのFLコストをどうおさえるか?が利益を出すポイントだとわかります。

なので、私はこの人件費と家賃を0にしました。ここでいう人件費とは外に出ていく(誰かを雇った場合)ケースを指します。家賃は物件を購入したのでかかりません。人件費は私と妻で営業するので外にお金は出ていきません。

これだけで40%の節約になるのです。するとどうなるか?簡単です。ただ単に損益分岐点が下がるのです。本来なら月商150万円を売り上げないと利益が出ないところが100万円で大丈夫になります。

ここでどう考えるか?月100万円を何日で稼ぐか?です。月に4週あるとして1週間で25万円売り上げればよい。ではその25万円を何日で売り上げるか?5日間なら1日5万円の売上げ。4日間なら6万円ちょっと。3日間なら7万円ほど。

各々のビジネススタイルに合わせて営業日数を決めればいい。田舎ビジネスのポイントは「必死感を出さない」です。週休3日でも食べていけるんや・・・の余裕のスタイルがお客様を呼ぶことにも繋がるのです。

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